本生活365日

本業の合間に本を読む☆本を記憶する☆本を記録する

母の弔いに

山頭火は11歳にして母の亡骸と対面するという悲運の人なのだ

 

母は井戸に身を投げたのである

山頭火はその後大学(早稲田大学)にすすみ図書館で一冊よ仏門の本に出会う

 

自ら亡くなった身内の弔いには

身内の誰かが仏門を叩くこととその本には書いてあったらしい

 

山頭火はその後家族をすて家を捨て

仏門を叩いては母の遺影をもち

各地を行脚する行乞を行う

 

そして語数にこだわらない心の句を詠んでいくのである