説の多さに
今まで(といってもこの本は古いので平成初期まで説になるか)の出雲の捉えが整理されているが…
これがまた○○説のオンパレードで
ただ単にみんな好き勝手に読んでる……と思うのはわたしだけかな
と思ってしまった
松前さんが立派なのは
これらの論に同ぜす
異せず
ただ淡々と整理していくのである
しかもわかりやすい日本語で
途中猪目洞窟やらクシナダヒメやらの写真が載っているが
私の携帯の写真より不鮮明で(白黒で)
まあ私は実際を知ってるから分かるものの
初めて見る人にはなんのことやら猪目洞窟なんてただの黒い塊写真なんだけど
それでも
買う価値あります✨
細かいけど俯瞰もしているまさにアカデミックな一冊✨