五月雨の歌に掛詞☔光秀の心を思う
5月最後の本日
雨がしとしと降ってます
とっても細かいミストな雨☔
本日2冊目
光秀からの遺言
明智憲三郎さん著
河北書房新社
人気の本✨かりることができた!!!
嬉しいです✨
光秀の本は今が旬ですから〜
この作者は明智姓
そう子孫といわれてます
が、
明智姓、名のれたのですね
本名かな?
明智残党狩りはありましたが多くの子供がいたこともあり子孫は居られますよね
さて
光秀の歌、心をうちました
時は今 雨が下なる 5月かな
これに対して息子光慶
国々は なお長閑なる時
そのまま訳せば
今は五月雨の降り注ぐ5月だな
国々ものどかな時であるな
ですが
そうは読まず〜
時を土岐とよむのが
明智流らしいのです✨うむ!
主君土岐氏がいるころの平和を祈願することと
もっと奥には謀反の時は〜ともよめるようだそう
謀反のときは今というよみはなかなか難しいけど
それぐらい平和を欲する光秀の懐古的な気持ちは
平和を脅かすものへの謀反の時は今と思う気持ちとそう違わないとよむのですね
うむ!!深い
そして娘細川ガラシャの辞世の句にも
なんと時が!!!
散りぬべき 時知りてこそ 世の中の 花も花なれ 人も人なれ
土岐家の流れを組んだ自分は
誇りもって散るぞという
長い歴史のピリオドも感じつつ
美しい女性の一生は花と例えられ
儚くも美しい歌です
とても心をうちました
五月雨の5月最後の本にふさわしい✨✨✨✨