本生活365日

本業の合間に本を読む☆本を記憶する☆本を記録する

現代に活かせる(かも)

孫氏の兵法がよくわかる

杉之尾宜生さん著

日文新書

 

朝から見る本でもないけど

戦国武将見ていて勝ちがちな武将は

孫氏の兵法をつかっていたというし

最近ではビジネス啓発本でちょこちょこ見かける

孫氏の兵法

 

中国、春秋時代の武将・軍事思想家の兵法書

ではあるけど組織の作り方とか盤石なリーダーに必要なエッセンスを教えてくれる

……とここまで書くとどんだけ凄い説とおもいきや

実に人の心理を巧みに解析、集団心理はこう使え!という真当な説でした

私は

勝ちたいと思って仕事してないけど

負けてるわと思える状況には

人一倍悔しさを覚える人間のよう(自己分析結果による)

好きな戦国武将だって

強い武将では決してなく

どちらかといえば風雅な人、知的な人

しかしわたしは知っている…

そんな人が本当には強いことを

「之を往く所無きに投ずれば死すとも且つにげず。死せば焉んぞ得ざらんや。士人、力をつくす。」

(死に直面するような状況に時に自分の軍を投ぜよ。そうすれば、一体となり最大の力をつくすもの。)

窮地にあってもポジティブ!そしてドS。

それでいて自分の部下を信じていて。

逆転からの勝利は士気(気迫、エネルギー)で!というのが孫氏の兵法にちょくちょく出てくる考えで

基本的に集団のパワーでどんな状況でも勝てるというポジティブ思考です。