本生活365日

本業の合間に本を読む☆本を記憶する☆本を記録する

自然神の所以

日本人でよかったと思う瞬間はたくさんあるけど
小さな時から山ほど言われた
「ごはんつぶ残さず食べなさい。神様がやどっとる。」
の精神


日本人であるということは
身の回りのたくさんの神と暮らすことなわけです。

さて本日の本

荒ぶる神、スサノオ
田中英道さん著
勉誠出版

イザナミイザナギという
神から生まれた森羅万象
石、山、海、風、、、

神が自然を産んでます
わかりやすく日本的

そんな中で荒くれ者というこの設定が
面白い
たしかに
川は増水し
空は雷鳴とどろき
という
自然の荒々しい姿もまた
神がおこしたものとするのに
わかりやすい伝説が残るとしたら、、

異端児の存在
完全懲悪になりがちな
伝説が一気に魅力的になる
存在

それにしても
斐伊川をみるにつけ

穏やかと荒々しいがどちらも見事に存在している
この感じ、説明するのに
スサノオを語るのが1番と思うわたしは
やっぱり
日本人らしい日本人なのです。

オロチ伝説と似た伝説はある?

8月がおわりそう、、、

本日は8月21日日曜日
ショッピングにきたけど
マネキンの秋の装いに
思わず焦りを感じてしまう

夏がおわるのさみしいな、、

そんなに夏好きだったけ?いや
どっちかというと秋から冬にいくあの感じ
さらには芽吹いてからの桜待ち
桜散りを楽しんでからの
バラがあちこち咲く日々の優雅なこと

私はそんなには夏好きじゃなかったはずなのにな

今年は夏に面白い出会いがあったものだから
異次元トリップ的な
小学生のころ散々読んだ夏休みを舞台にしたファンタジーのような
そんな夏だったな

今年は少し面白かった🤗
さて
本日の本

鉄から読む日本の歴史
窪田蔵郎さん著
講談社学術文庫

日本全体を
贔屓目なく(ついつい出雲贔屓な本に偏りがちだったため反省してこういう本も読まなくちゃと手を出してみた)
書かれた本

面白かった!

オロチ伝説の元を辿ると、、

という考察に興味がそそられ一気の に読む
どうやら
岡山に似たような伝説があるらしい

大昔
長者のところの美しい娘が
近くの池に住む大蛇にとられる
怒った長者は池に熱湯を注ぎ大蛇を退治したというものである

わ!
岡山!
岡山も鉄の取れるところ!
共通点
こういう関連を見出せるから面白い

どう言うかがみそ

カフェにて

となりにファミリーがきました
三世代のよう
1番下の妹が
わがままな様子
椅子にたったりすわったり
注文したものが遅くて
いらつくーーとさけんだり

お兄ちゃんは立派で
そんな妹の面倒をみています

注文がおそくて悪態をつく末っ子に
母親は
かわいそうにね
あんたのを1番にお願いしますと店の人に言えばよかったね
となだめている

お母さん、甘やかして育てて
その結果が出てます
その原因も出てますよと
心の中で言ってしまった
いけない人の家に
口出ししない信条にてここまで生きてきたのに

さて
ご馳走様といただいたものに感謝をいえるお兄さん
このお兄さんを育てた家ならなんらかの光が見えるだろうと
なぜか耳をそば立てて聞くわたし

遅かった末っ子のスムージーが届きました。

するとおばあさんがこういわれました。

おいしそうだね。
待った甲斐があったねえ。

いろいろありそうだけど
こんなおばあさんのおられるお家はきっと大丈夫

整える毎日は

送れませんが、、
落ち着きはないのですが、!

整える毎日は必要だと思います
特にバタバタしちゃう体質の私には

長谷部さん「整える」が
そうだそうだ
大事だなと
思える今日このごろ
いろんな本があるけど
ちゃんと成し遂げた人の言葉は
しみます

近くにこんな素敵な蓮がいっぱいのお寺があるとは!
整います
ありがとう

慈眼

知らない言葉に出あう旅(本の旅)でした。同僚がかしてくれた本はなんと爽やかな説法集!
さすがの一畑薬師管長様

沙羅の咲く庭
紅書房
飯塚大幸さん著

慈眼とは
慈愛満ちた眼差しのことをいうそう
なんて素晴らしい言葉
日ごろから使いたいという言葉が載っています

三澤氏が尼子との合戦に苦しむ中
祈りをささげた神社⛩諏訪神社

ちゃんと朝日が当たる場を選んでいます

「1%の努力」

著者 ひろゆき
ダイヤモンド社

言わずもがな有名人のひろゆきさん
やっぱり激激激おもしろかった
観点が人と違う点と
打って変わって庶民派な部分と
なにより
偽善のない自分に正直な
少年のような
でもちゃんと自立してて
ちゃんと大人なとこが
そのままでてる!
読んで飽きない仕上がりだった!見事!

毒吐くんだけど
芯捉えてます
魅力的です

団地に住んでいた少年時代のことも書いてあり
なるほど
そんな環境から
ひろゆきは出来上がったのねと
納得した

話は変わるけど
あんまり自分の作ったものにはハマらないけど
これははまった!!

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めっちゃおいしい!
人参しりしりっていうのかな?よくわからないけど
油(今回はエゴマ)、酢、塩、醤油で
少しあたためた人参をあえるっていう
超シンプルな料理
シンプルが結局美味しい

「戦争は女の顔をしていない」

作者アレクシエーヴィチ,スヴェトラーナ
岩波書店

少し前(といっても三ヶ月前くらいかな)借りて読んだ。数々の証言が書かれた本で今話題になっている。令和に入りロシアの侵攻は世界を巻き込む情勢も見え、緊張状態が続く今。テレビやネットから流れる信じられない戦争のレポート。そこからトレンド入りしていることともう一つは作家はウクライナ出身の女性ということ。
今この時も命が奪われて暮らしの環境はめちゃくちゃに破壊されているんだと思うと心が痛むし怒りが沸く、、
わたしが怒ってもしょうもないけど流石に戦争したくない人々が巻き込まれて亡くなるのはやるせ無さすぎて言葉を失う。人はこうやってやっぱり間違った歴史を繰り返してしまうのかな、、虚しく思うし、人がいかに不完全か思い知らされる。

珍しく社会を嘆く

春になりました
ちゃんと時季になると美しく咲くのが凄いと思う。当たり前だけどやっぱり凄い。
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ちなみに
このブログをなんのために書き始めたって
自分の読書の記録のためなのに
題名に書名書いてこなかったから
本を検索するのに苦労する私😭

よって題名は書名とすることとする笑