本生活365日

本業の合間に本を読む☆本を記憶する☆本を記録する

自然神の所以

日本人でよかったと思う瞬間はたくさんあるけど
小さな時から山ほど言われた
「ごはんつぶ残さず食べなさい。神様がやどっとる。」
の精神


日本人であるということは
身の回りのたくさんの神と暮らすことなわけです。

さて本日の本

荒ぶる神、スサノオ
田中英道さん著
勉誠出版

イザナミイザナギという
神から生まれた森羅万象
石、山、海、風、、、

神が自然を産んでます
わかりやすく日本的

そんな中で荒くれ者というこの設定が
面白い
たしかに
川は増水し
空は雷鳴とどろき
という
自然の荒々しい姿もまた
神がおこしたものとするのに
わかりやすい伝説が残るとしたら、、

異端児の存在
完全懲悪になりがちな
伝説が一気に魅力的になる
存在

それにしても
斐伊川をみるにつけ

穏やかと荒々しいがどちらも見事に存在している
この感じ、説明するのに
スサノオを語るのが1番と思うわたしは
やっぱり
日本人らしい日本人なのです。