本生活365日

本業の合間に本を読む☆本を記憶する☆本を記録する

語源おもしろい!

地団駄は島根で踏め

わぐりたかし 著

光文社新書

語源を確認する旅の手記のような本だった

真偽の程は誰も分からないんだろうけど

そんなことをいったらなんだって分からないことだらけ

昔のことは昔の人しか知らないんだから

でもこのわぐりたかしさんは

自分で体験してみて

または現地で聞き込んでみて

可能性に迫り

また真偽を審議(オヤジギャグ?!)することなく

淡々と見聞したことを写真たっぷりにレポートしてくださっている

だから面白い!

 

地団駄を踏む〜は島根、奥出雲のたたらの技法天秤鞴(ふいご)からきているらしい

鞴とは鉄を抽出するため、炭入れて高温で燃やす際、炉に空気を送る装置で踏んで送る装置である

踏む装置が開発されてから飛躍的に生産量が上がったらしい

この踏む鞴を

地踏鞴(じだたら)というらしい

じだたら→じたんだ

となり

地団駄※当て字

となったらしいです

 

ぜひ、「かわり番子」も入れてほしかったなあ〜

 

でももしかしたら

かわり番子って都会じゃ使わない?!

 

ちなみに語源辞典なるものもあり

これはまた使えます!!

語源のバックグラウンドがおもしろいんですね!歴史文化生活が見えて〜