語源おもしろい!
地団駄は島根で踏め
わぐりたかし 著
光文社新書
語源を確認する旅の手記のような本だった
真偽の程は誰も分からないんだろうけど
そんなことをいったらなんだって分からないことだらけ
昔のことは昔の人しか知らないんだから
でもこのわぐりたかしさんは
自分で体験してみて
または現地で聞き込んでみて
可能性に迫り
また真偽を審議(オヤジギャグ?!)することなく
淡々と見聞したことを写真たっぷりにレポートしてくださっている
だから面白い!
地団駄を踏む〜は島根、奥出雲のたたらの技法天秤鞴(ふいご)からきているらしい
鞴とは鉄を抽出するため、炭入れて高温で燃やす際、炉に空気を送る装置で踏んで送る装置である
踏む装置が開発されてから飛躍的に生産量が上がったらしい
この踏む鞴を
地踏鞴(じだたら)というらしい
じだたら→じたんだ
となり
地団駄※当て字
となったらしいです
ぜひ、「かわり番子」も入れてほしかったなあ〜
でももしかしたら
かわり番子って都会じゃ使わない?!
ちなみに語源辞典なるものもあり
これはまた使えます!!
語源のバックグラウンドがおもしろいんですね!歴史文化生活が見えて〜