大量海外流出の訳…
今気になっている文化財の流出
そんなことを考えながら
図書館へ
あるものですね!
流出した日本美術の至宝
中野明さん著
筑摩選書
海外での日本の美術流出
甚だしい時代の背景がちょっと学術的でかたいですがよく分かる本です(#^.^#)
有名なのは浮世絵ですが
それ以外にも国宝級のお宝が大量に海外へ
さて表題にもかいたとおり
何故流出したかって
この本によると
日本で古美術が軽視された時代があったわけで
その際には安価で売られたそう
最たる時代は
明治維新直後だそう
廃藩置県で大名は江戸、東京に出なくてはならず…大邸宅の居住や移動はさぞ経済を圧迫したことでしょう
新政府も神仏分離政策を行い、神様がいるところ(神社)エリアにある寺をや仏閣を排除した(廃仏毀釈)
そっか〜寺仏閣は辛い目に何度か合わされ、今にいたるんだな〜
廃寺になった寺合わせ、いったいいくつの寺がもともと日本に存在したのか
想像するに
明らかに膨大
お宝も山ほどあったことでしょう
しかしこの本はポジティブにこう書いています
捨てる神あれば拾う神あり
日本が軽視した日本文化は
海外の美術収集家の目にはしっかりとまっていたということで
おかげで世界中に広まったと
近いとこでは
奥出雲の岩屋寺も同じような運命をたどり
今、オランダと奥出雲を繋げてくれています
アートが平和のツールになること
実感できるなあ
オリンピックもよいけどアートの世界の祭典もいいなあ
いやいや美術に携わる人の特徴をわたしは十分に熟知してます
ずばり
群れません✨✨✨✨
だから
祭典をまとめる人が大変です
いいわ〜好きな世界です
今日は斐川工芸祭りにいきました
おかや木芸にて✨